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食中毒に関して

食中毒には感染型と毒素型があります。
その媒介となる原因は、次の3つに分けらます。
細菌性食中毒(ノロウイルスやサルモネラ菌などの微生物が食品に混入して起きる)、自然毒による食中毒(フグや毒キノコなど、動物性や植物性の自然毒)、化学物質による食中毒(メタノール、ヒ素、シアン化合物)です。
3つのなかでも最も多いのが1の細菌性食中毒です。
時期的には梅雨ごろから増え始め、8月にピークとなります。
その一方、最近では12月〜2月にも食中毒の発生が増えているので、冬でも注意が必要です。
夏に起こる食中毒の多くは、カンピロバクター、サルモネラ菌、病原性大腸菌(O-157)などが原因です。
とくに5月から7月にかけては、カンピロバクターによる食中毒がピークを迎えます。
カンピロバクターは、ニワトリやウシ、ブタなどの腸管内に生息しており、とくに鶏肉やレバーなどの臓器、飲料水などを汚染して、人に感染します。
感染すると、腸炎を発症し、発熱、倦怠感、頭痛、吐き気、腹痛、下痢、血便などの症状を起こします。
死亡率は低いのですが、感染後に神経疾患のギラン・バレー症候群を発症することがあります。
カンピロバクターによる食中毒を予防するには、食肉はじゅうぶんに加熱し(65℃以上で数分間)、生や半生では食べないこと。
調理器具や食器は熱湯で消毒する。
肉を保存するときや調理するときに野菜などほかの食材との接触を避けることがポイントです。
先ごろ厚生労働省は、重い食中毒を防ぐために、7月1日から飲食店での生レバーの提供を禁止しました。
この措置は生レバーに病原性大腸菌O-157が検出され、安全を確保するための有効な対策がないためです。
病原性大腸菌に汚染された食品を摂取すると、3〜9日の潜伏期間後、急性胃腸炎の症状が現われます。
軽度の下痢、激しい腹痛、著しい血便とともに重い合併症を起こし、死に至るなどさまざまです。
最近問題になっているのが、とくに冬に流行するノロウイルスによる食中毒です。
原因となる食品として多いのは、ウイルスで感染された生かきなどの二枚貝ですが、このほか汚染された水やさまざまな食品も原因としてあげられます。
ノロウイルスは口から入り、吐き気、おう吐、腹痛、下痢など、急性の胃腸炎を引き起こします。
やっかいなのは、感染した人から健康な人にうつることで、患者の便や吐物から接触感染(さわった手から)や飛沫感染(飛び散ったものから)します。
その感染力は非常に強く、数十個のウイルス量でも容易に感染します。
多くの人が一緒に生活する病院・乳幼児施設、老人施設や学校などで感染が拡がる恐れがあり、適切な対処法が求められます。
家族に感染した人が出た場合は、マスクをしてオムツや吐物を処理し、処理後は速やかに手洗いをすることが大切です。
感染すると脱水症状になりやすいので、水分の補給が肝要です。

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